親なるもの断崖(第8話)のネタバレ!お梅が白無垢を着て嫁入り

親なるもの断崖 2巻

お梅の身受け話が本格化し、お梅は嫁入りすることにします。

一方で武子も富士楼から芸者を引き抜き、自分の置き屋を建てるのですが…。

タイトル:親なるもの断崖(第8話)
作者:曽根富美子

恐怖度   ★★★★
おススメ度 ★★★★★

 

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あらすじとネタバレ

昭和9年、18歳になったお梅に身受けの話が本格化します。

相手の男は日鉄の名の通った人物で、今まで聞いたこともない身受け金でお梅を引き受けたいと、3年も前から言ってきたのです。

しかも妾ではなく”本妻”として!

 

でもお梅は聡一を諦めきれず、待ち続けていたのでした。

聡一が拘置所から出た後、一度だけお梅に会いにきました。

お互いに涙を流しながら窓越しに見つめ合い、聡一はそのまま室蘭から消えて行ったのです…。

 

女将さんはお梅に、

「嫁に行くまで客は取らせるよ」

「手を抜いたら承知しないからねっ」

と言い、隠れ家で客を取らされ続けるのです。

 

お梅はいく度も死にたいと思い、来る日も来る日も死んでしまいたいと願っていました。

そんな3年も身受けを断っているお梅を説得したのは武子でした。

武子はお梅に、

「子供を産むのやお梅」

「死んでしまったお前の子、松恵、道子」

「全ての魂を宿す子を産め」

そう言って、お梅に身受けを納得させるのでした。

 

そうしてついにお梅は、白無垢を着て嫁入りの日となります。

「お婿さんだよ」

と言われた方を見て見ると、紋付き袴を着たヒゲをたくわえた大きな男が、馬を引いて立っていたのです。

その男は以前に聡一と室蘭から逃げようとしたときに、暴漢から助けてくれた大河内茂世でした。

お梅は馬に乗せられ、男はたずなを引いて男の家へと嫁入りするのです。

 

一方で武子は富士楼の芸者を引き抜いて、自分で新しい芸者置屋を建てます。

女将は武子に

「これがお前のやり方か」

「こ…この…恩知らず」

と叫びますが、その言葉を聞いた武子は一筋の涙を流すのでした…。

 

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感想とまとめ

お梅はとうとうお嫁に行き、これからどんな生活が待っているのでしょうか?

愛する聡一と添い遂げることはできませんでしたが、これから幸せな結婚生活を送れるようにと願ってみても、平凡には終わることはないはずです。

これからのお梅と武子のストーリーに期待が高まってしまいますね。

 

お梅を身受けした大河内という男は優しそうだし、武子がお梅に言ったように子供をドンドン産むのかなぁと想像してしまいます。

一方で武子も女将さんの富士楼から芸者を引き抜いて、自分の置き屋を建てます。

幕西一の人気者の置き屋ですから失敗はしないと思いますが、女将さんにはかなり恨まれてしまっていますよね。

こちらも無事に済むかは怪しいところだと思います。

とにかくお梅は嫁入りしちょっと一安心といったところですが、これからのお梅がどう成長していくかも注目して次巻読んでいきたいと思います。

 

親なるもの断崖」は昭和初期の室蘭を舞台に描かれた漫画ですが、人間の深いところでの葛藤や悲しさがちりばめられた名作です。

おすすめですので、気になった方はぜひ試し読みしてみて欲しいと思います。

 

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