親なるもの断崖(最終話)のネタバレ!道生は二十二歳になり結婚式を迎えます

親なるもの断崖4巻

道生は二十二歳になり、幼馴染のつぐじとの結婚式を迎えます。

お梅の辛くて悲しい悲しい人生を乗り越え、道生は幸せになることが出来たのです…。

タイトル:親なるもの断崖(最終話)
作者:曽根富美子

恐怖度   ★★★★
おススメ度 ★★★★★

 

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あらすじとネタバレ

母の夢を見て道生は目を覚まします。

その姿は少女ではなく、大人の女性になっていました。

父の茂世は、

「夜が明けたらお前もとうとう花嫁か」

と言いながら、道生が結婚式で着る着物を眺めます。

 

昭和三十三年、四月吉日。

道生は二十二歳になっていました。

家の前には人が集まり、

「ガキ大将だった道生ちゃんがねぇ」

「こったらきれいな花嫁さんになってさぁ」

と口々に話しています。

 

父と二人きりになったとき、道生は父に、

「お父さん今までお世話になりました」

「それにどうしても父さんに謝りたいことがある」

「母さんが死んだときのことを」

と言います。

 

道生が中学の頃、ふた月ほど前に母が死んだとを父に知らされます。

その時母と一緒に住んでいた道生とは見ず知らずの姉妹から

「持ち物はこれだけです」

と手渡されたもの、それは道生のへその緒でした。

そのときからずっと父を責めてきたことを、道生は反省していたのでした。

 

道生と結婚するのは幼馴染の田中つぐじという男で、今は日鉄の社員として働き、一方の道生も小学校の教師として働いています。

父の茂世はお梅を嫁にしたときと同じように、道生を馬に乗せてつぐじの元まで進んで行くのでした。

 

そして海の見える断崖の小道の先から、つぐじが手を振りながらやって来ます。

そのつぐじの姿を見て、道生は微笑むのでした。

 

感想とまとめ

最後に海を眺める道生と4人の子供たちが描かれています。

お梅は辛くて悲しい悲しい人生をずっと歩んできましたが、道生は最後幸せになれて本当に良かったです。

お梅は道生を捨てたのではなく、道生に幸せになって欲しくて自ら姿を消したという事が最終話でわかりました。

女郎の子というだけで周りから白い目で見られてしまう町で、子供のことを考えたら自分が消えるのが一番だと考えたんでしょうね。

 

最後まで読んでみても、お梅ももっと幸せになって欲しかったなぁと心から思います。

その分道生はばっちゃんや父親に守られながら、結婚・出産という女の幸せを手に入れて、母の分まで幸せになってくれて本当によかったなと思いました。

親なるもの断崖」は昭和初期から戦後までという、本当に日本の動乱期の光景を描いた名作だったと思います。

日本の影の部分をこれでもかというくらいに描いていて、胸が痛くなる場面が何度もありました。

女の悲しさや男の醜さ、戦争の恐ろしさといった目をそらしたくなる部分をしっかりと描いています。

まだ読んでいないという人は、ぜひ試し読みで読んでみて欲しいです。

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