親なるもの断崖(第14話)のネタバレ!室蘭への爆弾でばっちゃんが死んでしまう

親なるもの断崖4巻

昭和20年7月、室蘭にもアメリカの爆弾が襲ってきます。それは室蘭へ向けたアメリカの戦艦の艦砲射撃でした。

ばっちゃんはその爆撃でケガを負って死んでしまいます。

その光景に道生は「もう戦争なんかいやだ」と叫びます…。

タイトル:親なるもの断崖(第14話)
作者:曽根富美子

恐怖度   ★★★★★
おススメ度 ★★★★★

 

無料試し読みはこちらから↓
「親なるもの断崖」で検索!

スマホはこちらから
まんが王国で無料試し読み

PCはこちらから
eBookJapanで無料試し読み

 

あらすじとネタバレ

昭和20年7月、室蘭にもアメリカの爆弾が襲ってきます。

病院では悲鳴をあげながらバタバタと人が死んでいき、壕の中には死体が山積みになっているのです。

 

その日道生は腹痛のため防空壕の中で寝ていたのですが、トイレに行くために防空壕を抜け出します。

トイレにまたがったときに、道生は自分の股から血が流れているのに気が付くのです。

「血だ!ばっちゃん、ばっちゃん」

と防空壕に急いで戻る道生でいたが、そこに

ドーン

と大きな音が響き、体を吹き飛ばされてしまいます。

それは室蘭へ向けたアメリカの戦艦の艦砲射撃でした。

 

短時間で八百数十発の砲弾が室蘭の空から雨のように降り、市民は見えない敵の爆撃の音に、防空壕で震えるしかなかったのです。

さく裂した鉄で人間の体は簡単に引き裂かれ、電線にヒラヒラと見えるのは、人間の皮膚や腸という有様でした。

気が付いた道生は、

「ばっちゃん!ばっちゃん!」

と叫びながら、防空壕へと向かいます。

 

防空壕の前にはケガを負ったばっちゃんがいましたが、お手伝いさんのサキさんは崩れた岩に潰されてペシャンコになってしまっています。

火災もあちこちで発生する中、道生はばっちゃんを学校まで運んでいきました。

ばっちゃんは横になりながら、

「ばっちゃんが死んだら誰がお前を守る?」

「死ねるものか」

と言います。

 

道生はそんなばっちゃんに、

「ばっちゃんは死なん」

「私の命と引き換えにしたって生かしてやるわ!」

と言うのです。

 

道生は製鉄所にいた父のもとへ向かうと、

「父さん!」

「父さん!ばっちゃんが」

「ばっちゃんが死んだ…」

「もう戦争なんていやだ!父さん!」

そう叫ぶのでした…。

感想とまとめ

ばっちゃんはなんだかんだ言っても道生のことが可愛くて仕方なかったんですね。

憎まれ口をたたいていましたが、影では道生が幸せに暮らせるようにといろいろと苦労していたんでしょう。

そんなばっちゃんを道生も大好きだったんだと思います。

母をイジメて追い出したばっちゃんだけれども、その分道生を可愛がって母親の代わりも果たそうとしていたと考えたら何だか泣けてきてしまいました。

 

戦争がなければ失われなかった命ってたくさんあったという事を考えると、日本人に限らず人間ははいろんな犠牲の上に今生きているんだなと再認識させられました。

親なるもの断崖」は人間の影の部分に注目して描かれた作品で、それだけに心に響く傑作です。

さて残すはラスト1話なりました。

どんな最後になるのかワクワクが止まりません。ここまで厳しい事ばかり描かれてきたので、最後くらいはハッピーエンドになったら良いなぁと思いますが、果たしてどうなるでしょうか?

無料試し読みはこちらから↓
「親なるもの断崖」で検索!

スマホはこちらから
まんが王国で無料試し読み

PCはこちらから
eBookJapanで無料試し読み

 

>>親なるもの断崖の他の記事はこちら