親なるもの断崖(第12話)のネタバレ!飼い犬のチロが軍人さんの防寒具として殺されてしまう

親なるもの断崖4巻

昭和18年4月になると室蘭にも敵襲の警戒警報が発令され、戦争が身近で感じられるようになってきます。

ある日のこと、愛国婦人会が大河内家にやって来て、飼い犬のチロへの召集令状を置いていきます。

チロの毛皮が防寒着に利用されることを知ると道生は…。

タイトル:親なるもの断崖(第12話)
作者:曽根富美子

恐怖度   ★★★★★
おススメ度 ★★★★★

 

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あらすじとネタバレ

昭和17年4月、道生は国民学校(小学校)に入学します。

戦時中の入学式のため、校長先生はあいさつの後、

「大日本帝国、万歳!」

「天皇陛下万歳!」

と叫んでいます。

 

学校の授業が始まっても”教育勅語”を朗読させられ、裁縫の時間には慰問袋を縫うなど、戦争の影は学校にも及んでいました。

教師にも道生の母親はアカだったことが知られています。

寒風摩擦の時間も道生だけ

「おまえは人より30分多く鍛錬を必要とする」

と言われて差別されてしまうのです。

 

ある日のこと、級友に

「みっちゃんのお母さんて女郎さんだったって本当?」

と聞かれます。道生は

「それがどうかした?」

と言い返すと、級友は

「うっわぁ、ほんとうなんだぁ」

と道生をからかうのでした。

 

道生はその子に掴みかかると、

「母さんにあやまれぇ」

とケンカをしてしまいます。

そんな道生を先生は

「非国民」

と言って怒るのでした。

 

昭和18年4月になると、室蘭にも敵襲の警戒警報が発令されます。

そして5月になると隣町の幌別が砲撃を受けるのです。

戦争は確実に道生のそばまで近づいています。

 

ある日のこと、愛国婦人会が大河内家にやって来て、飼い犬のチロへの召集令状を置いていきます。

道生は「…どういうこと?」とお手伝いさんに聞くと、

「犬や猫の皮が軍人さんの防寒具になるんですよ」

と言います。

 

「チロを殺すなんて絶対できない」

と道生は言いますが、ばっちゃんに泣きながらたたかれてしまうのです。

結局チロは軍人に殺されてしまうのです…。

感想とまとめ

戦争中ってこんな酷いことも行われていたんですね。

ペットとして飼っていた犬や猫が毛皮として使うために殺されてしまうなんて…。

今ではとても考えられないことですが、実際こんなことが行われていたと知ってとても驚きました。

 

戦時中は人もある意味異常になってしまうものだと知りました。

頭では正しくないと思っていても、それを否定してしまえば「非国民」と言われ周りから白い目で見られてしまうわけで、国民全体が異常になってしまうのが戦争なんだなと感じました。

これから空襲も激しくなり、道生は無事に生き延びられるのかも気になります。

親なるもの断崖」は終盤に向けてだんだんと遊廓から戦争の話へと移り変わってきましたが、幕西の武子がどうなったかも気になるところです。

とても後引く素晴らしい傑作ですので、ぜひ読んでみてくださいね。

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